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1996年から始まった医療制度改革は病院の機能分化・役割分担を明確にした反面、勤務医不足、医師の疲弊化等のマイナス面の引き金ともなりました。中讃2次医療圏の総合病院でも医師引き上げ、診療科の休診・科の閉鎖をおこなう病院が続出しています。当院は幸いにして、大学医局より医師の補充、臨床研修医の応募、個人からのアプライ等があり、年々、医師数が増加し、厳しい医師不足下では比較的恵まれた環境にあります。
昨年は社会医療法人に認定され、また本年は4月より輪番制病院に加わらせていただくこととなりました。そのような中で2009年度はより公益性の高い社会医療法人として香川県地域医療計画の下で、救急・災害医療を中心とした以下のような病院運営を計画しております。
以上の計画で2009年度の病院運営を行う所存です。
当院は2008年10月、香川県より社会医療法人に認定され、「社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院」と名称変更をおこないました。四国では第1号となります。地域医療計画の中で、公益性・公共性・透明性が義務づけられているなかなかハードルの高い制度です。
特徴は、
等々。私どもは民間病院として培ってきた機敏性・効率性・組織性と公立病院の公共性・透明性を兼ね備えた質の高い病院運営をおこなう所存です。
現在の2次医療圏より、もう少し大きな広域医療圏で完結する医療の枠組みが必要と考え、現在、「高松医療センター」と協力し、新しい病病連携の形を構築する計画を模索中です。できる限り早く実行可能な体系を作りあげる予定にしております。
昨年は「救急センター」を立ち上げ、救急指導医2名、救急医4名、他科2名の医師で24時間・365日対応しており、四国で唯一の充実した救急部体制が確立されていると自負しています。DMAT指定病院でもあり、屋上へリポートも利用した地域救急医療・災害医療のモデル病院にしたいと考えています。
医療制度改革論議の中で総合病院外来は「専門外来・高度特殊検査」へと方向づけられています。そこで、現在建設中の外来棟は、センター化した救急外来、紹介型外来、専門・特殊外来に特化し、一般外来は地域の診療所にお任せする計画で設計しております。
2008年4月、特定健診・特定保険指導事業の開始を機に、健診部門(健診センター)を新設し、今年度から健診、人間ドック業務を始めました。この健診事業を更に充実させるために、2009年10月完成予定で病院南側に鉄骨2階建の総合健診棟建設を計画しています。構成員は医師、保健師、看護師, 管理栄養士、運動療法士、事務員等15〜16名を予定し、地域の方々の総合的健康管理センターとする計画です。
2007年より「中讃2次医療圏」、「西讃2次医療圏」の総合病院で精神科病棟を稼動しているのは当院のみとなりました。香川県内で5病院あった総合病院精神科病棟は2病院が閉鎖し、1病院が閉鎖を検討しています。医療崩壊の典型例です。2009年度は精神科医1〜2名を確保し、身体合併症を持った精神疾患患者の受け入れ態勢を確立しなければならないと思っております。
回生病院は1999年以来、急性期医療に特化した病院運営を行って参りました。しかし、伝統のある大学病院、自治体病院と比較すると、人材、設備、企業文化等すべての面でまだまだ努力をしなければならないと考えております。引き続き、多くのことを学び、経験しつつ、組織体として成長できるように努力をいたす所存です。何卒ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

〒762-0007
香川県坂出市室町3丁目5番28号
TEL:0877-46-1011
FAX:0877-45-6410
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