回生病院

世界で初めて心臓を1回転で撮影する最新型320列CTを導入

 回生病院では平成23年4月より320列という超高性能のCT装置「東芝アクイオン ワン」を導入しました。香川県では初めての導入となります。

 CT検査は、コンピューターを用いて身体の断面像を撮影する現代の医療には欠かすことができない検査です。回生病院では狭心症、心筋梗塞などの心臓病の検出に64列のCT装置を使用した心臓CT検査を行ってまいりました。入院せずに心臓を栄養する血管(冠動脈)を撮影することのできる心臓CT検査は画期的な検査であり、今では国内の様々な病院で64列CTを使用した心臓CT検査が行われています。

 しかし、常に動いている心臓を調べるため何度も撮影を繰り返さなければならなく、患者さんにも10〜15秒程度息を止めていただく必要がありました。息を止めることができないまたは不整脈をお持ちの患者さんでは必ずしも撮影が成功するわけではありませんでした。

 320列CT装置は従来のCTに比べ1回転で5倍の広さを撮影できるため、1回転(0.35秒)のスキャンで心臓全体の範囲を撮影することができます。1回転で心臓を撮影することができるために、息を止める時間は一瞬です。また撮影を繰り返す必要がないために撮影時間の短縮と放射線被ばく量、造影剤の使用量を最小限(現状の6割程度)に抑えることができます。もちろん冠動脈を撮影する技術も格段に向上し、撮影した日に結果を知ることもできます。不整脈をお持ちの患者さんでも撮影が可能です。患者さんにとっては検査の負担が小さい「人にやさしい」CTです。

 検査費用は従来の64列CTでも、高性能320列CTであっても健康保険による検査費用は同じです。

 検査内容に質問のある方、検査ご希望の方は回生病院心臓血管センター外来までご連絡ください。


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