地域医療支援病院について

回生病院は、2006年7月25日付けで、香川県知事より医療法第4条第1項に規定する「地域医療支援病院」の承認を受けました。県内では、回生病院が初めての指定病院です。

地域医療支援病院認可 2006年7月21日四国新聞掲載

(地域医療支援病院認可)
2006年7月21日四国新聞掲載
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地域医療支援病院の役割とは

私たち回生病院は、かかりつけ医の先生方からご紹介を受けた患者さまの外来診察や救急医療、入院医療を積極的に行うことによって、地域医療に貢献することを使命としています。
具体的には、

  1. 紹介患者さまへの医療の提供
  2. かかりつけ医の先生方への患者さまの紹介
  3. 回生病院の病床や設備をかかりつけ医の先生方と共同利用
  4. 救急医療の提供
  5. 地域の医療従事者に対する研修の実施

などがあります。

在宅療養後方支援病院について

当院は「在宅医療における後方医療」を支援いたします

在宅医療の現場で日々診療に従事されております地域の先生方や患者さんを支援するために、当院は「在宅療養後方支援病院」の届出を行っております。これにより、在宅療養中の患者さんの緊急時のスムーズな受入が可能となります。

在宅療養後方支援病院の役割

  1. 在宅療養中の患者さん(事前登録)について、かかりつけ医の先生方が緊急時に入院が必要と判断した際、当院までご連絡ください。
  2. 当院で24時間いつでも入院の受入を行います。
    ※ 万一、当院で受入が困難な場合は、適切な医療機関へご紹介致します。
    詳細は、次項の「事前登録から入院までの流れ」をご覧ください
  3. 患者さんの状態が安定し、退院が可能になった際はかかりつけ医の先生まで、改めて継続的な診療依頼をさせていただきます。
  4. 当院に登録いただいている患者さんの情報は登録後、3ヶ月毎にかかりつけ医の先生方と情報交換させていただきます。当院より所定様式をFAXにてお送りさせていただきますので、ご記入の上、返信をお願い致します。

事前登録から入院までの流れ

STEP1 事前登録

入院希望患者さんの登録

在宅療養中の患者さんで、緊急時に当院への入院を希望される方の情報を、入院希望届出書にご記入の上、ご郵送ください。この際、現在の状態を把握するため、診療情報提供書又は在宅療養計画書の添付をお願い致します。

STEP2 在宅療養中の患者さんに入院が必要となった場合
  1. 回生病院へ受入依頼
    連絡先 時間内
    (月~金 8:30~17:00)
    地域連携室
    TEL:0120-776-223
    時間外
    (上記以外)
    救急担当医
    TEL:0877-46-1011(代表)
  2. 入院治療
  3. 退院
    状態が安定すれば、退院支援担当者(MSW・看護師)が自宅退院に向けて調整を開始します。共同指導や退院に向けたカンファレンスにご協力頂ければ幸いです。

地域包括ケアシステムについて

地域包括ケアシステムとは

団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、日本の高齢化はピークを迎えると言われています。今後より一層、医療・介護のニーズが高まっていく中、高齢者やその家族が、少しでも住み慣れた地域で安心して生活できるための体制として、厚生労働省が推進しているのが「地域包括ケアシステム」です。重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が一体的に提供される、地域の包括的な支援やサービス提供体制の構築を目的としています。
この地域包括ケアシステムは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される、日常生活圏域 (具体的には人口1万人程度の中学校区) を単位として想定されています。

地域包括ケアシステムの中での回生病院の役割

今後より一層在宅医療が推進されていく中、当院は地域医療支援病院・在宅療養後方支援病院として、急性期医療の提供はもちろん、地域の第一線で在宅医療を担われている先生方や施設の皆さまを全力でバックアップしていきます。在宅療養中の患者さんや先生方の不安を少しでも和らげ、地域包括ケアシステムの中の一役となれればと思います。

地域包括ケアシステム

医科歯科連携について

医科歯科連携は地域包括ケアシステム推進事業において取り組むべき重要な事業の一つとして挙げられています。
入院患者さんの中には、入れ歯の不具合や口腔内の問題を抱えた方がいます。これまでも病院スタッフによる口腔ケアを行ってきましたが、歯科医師による専門的な治療・処置が必要な場合は、適宜歯科往診をお願いしております。
当院は歯科のない病院であり、口腔内のトラブルを抱える方や、全身麻酔を受ける方の術後誤嚥性肺炎予防や化学療法を受ける方の口腔管理など、歯科領域への医療ニーズに応え、平成16年5月香川県歯科医師会ならびに坂出市歯科医師会と歯科医科病診連携の協定を締結いたしました。

連携の内容
  1. 入院患者往診連携

    入院中に歯科領域の専門的な治療が必要な場合、歯科医への往診依頼を行います。原則かかりつけ歯科医への依頼を行いますが、かかりつけ歯科医がいない場合、香川県歯科医師会往診登録歯科医療機関からご相談させていただきます。

  2. 周術期等口腔機能管理(手術・脳卒中・化学療法・緩和ケア等)

    がん治療を開始する前から医科と歯科が連携して、口腔内の評価、口腔内清掃、ブラッシング指導等を行うことにより、術後起こりうる口腔内常在菌による局所合併症や肺炎の発症頻度を下げること、また、放射線療法・化学療法に伴う口腔内粘膜炎のトラブルを軽減する等、がん治療の質的向上を目的としています。

  3. 医科歯科連携における情報共有

    医科歯科連携は、口腔内疾患の早期発見や誤嚥性肺炎を予防する目的でも大きく注目されています。また、近年口腔内細菌と糖尿病・虚血性疾患など全身疾患との関係も解明されつつあります。実際に医科・歯科相互の情報の共有、相互の専門知識の収集・理解と活用を目的とした診療情報の共有を実施しております。

【歯科⇔医科】診療情報連携共有に関する依頼書[PDF:474KB]

回生病院が行っている主な連携業務

1.登録医師会との病診(病病)連携委員会(年2回程度)

回生病院と坂出市医師会、仲多度郡善通寺市医師会、丸亀市医師会、綾歌地区医師会との連携を深め、病診(病病)連携システムの円滑な運営と推進を図るため委員会を開催し審議・討議を行います。

2.地域医療従事者への研修会

当院では、地域医療研修委員会にて作成した研修プログラムに沿って、医学・医療に関する講習会や地域医療従事者への症例検討会や研修会を開催しています。

3.地域連携クリニカルパスに関する研修会

地域連携クリニカルパスに関する研修会大腿骨頚部骨折、脳卒中、白内障、糖尿病の地域連携クリニカルパスの運用を行なっています。現在、73施設とともに地域連携クリニカルパスを運用しています。