特徴

呼吸器内科は呼吸を司る肺、気管・気管支、胸郭の疾患を対象としている。風邪から気管支喘息、肺炎、肺癌まで疾患数、患者数ともに多いのが特徴である。
特に肺炎は近年の長寿、高齢化に伴い増加しており、他の疾患の合併症としても重要である。
また、先進国の中で禁煙に対する取り組みの遅かったわが国では現在でも肺癌、慢性閉塞性肺疾患の発生が多く、肺結核後遺症とともに在宅酸素療法の対象患者も増加している。
最近では睡眠時の気道閉塞による睡眠時無呼吸症候群が種々の事故、疾患の原因として注目されてきており、その拾い上げと治療が重要視されてきている。
本院においてもそれらの疾患に幅広く対応できるよう努力している。

主な疾患

急性上気道炎(風邪)、気管支炎、肺炎(細菌性、結核性、間質性他)、非結核性抗酸菌症、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、肺癌、胸膜炎、睡眠時無呼吸症候群 他

特殊検査

気管支ファイバー検査:随時
鼻から気管支へ細いファイバースコープを挿入し気管支内部を観察したり細胞や組織を採取して検査します
嚥下造影検査:随時
食物や水分の飲み込みがうまく出来ているかどうか造影剤を混ぜた食物を食べていただいてレントゲンで観察しビデオに記録します
簡易型睡眠時検査:随時
眠っている時に呼吸が止まっていないかご自宅に持って帰って頂いて検査できる簡単な検査装置です
終夜睡眠ポリグラフィー:随時
夜間入院して頂いて脳波なども含め睡眠の質や無呼吸の回数などを総合的に検査します

実績

呼吸器内科外来には現在週に100人程度受診がある。急性上気道炎(風邪)、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患等が主体である。特に気管支喘息については吸入ステロイド療法が主流となり、発作のコントロールが良好となった。冬場でも、入院を要するような重症の発作はまれである。睡眠時無呼吸症候群に対する持続陽圧呼吸は約50例、在宅酸素療法は約20例に対し行っている。また、週1回禁煙外来を行っており、健康保険で多数の禁煙成功者が出ている。
入院では肺炎の患者様が多く、病院全体で1年間に約400例の入院がある。病院、施設よりの紹介患者さまが多く、本院他科に入院中、肺炎を合併され転科される患者さまもある。特に重症の肺炎が多い冬場は、呼吸不全となり人工呼吸を行う場合も多い。終夜睡眠ポリグラフィーは、2008年に検査装置を導入し、一泊入院で睡眠時無呼吸症候群の発見と精密検査が自由に行えるようになっている。
その他、抗生剤に関する多施設共同研究や、坂出市、宇多津町の結核対策委員会で肺結核の予防、発見のお手伝いをさせて頂いている。

担当医

氏名(役職) 認定医・専門医等 所属学会等
近藤 隆史
(非常勤)
日本医学放射線学会放射線診断専門医 日本医学放射線学会
日本内科学会
日本呼吸器学会

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